Webjay クラックさる
半年ほど前の拙稿でとりあげた Webjay(URL は http://webjay.org/ だが、現時点ではリダイレクトされる。後述)が、11月28日日曜日(米国時間のようなので、日本時間では29日月曜日か)から、クラッキングにより停止中。Webjay は、ネット上のさまざまな合法的音源(と動画)の発掘や紹介、また WinAmp をはじめとする音源プレイヤー・ソフトのプレイリスト共有を可能にする、一種のポータル/コミュニティ・サイト。
いま Webjay を訪れると、同サイト主宰の Lucas Gonze さん(リンク先は同氏サイト内プロフィール)が臨時に開設したウェブログへリダイレクトされる。その記事によれば、すでに代替サーバのセットアップは完了し、Webjay プログラムを復旧させる段階に入っているそうだ。ただしソース・コードのバックアップ後に施された改良はクラッキングの結果失われた。最長1週間での復帰を目指す由。
先日見つけた Type Records 公式サイトの“ラジオ”ミックスを集めたプレイリスト(関連拙稿)を作って遊んでみて、当該記事の末尾に追記しようかと思っていた矢先のことだったので、ちょっと驚きました。
このサイトとプロジェクトは、Gonze さんほとんど一人で(かつ経費持ち出しで)ヴォランタリに運営されている。時々覗いては、多くの「プレイリスター」(playlisters, 音源を探し出してはプレイリストにまとめ、Webjay サイトに登録・公開している人たち)によって提供されているユニークなプレイリストをつまみ食いして、いくつかの嬉しい驚きや発見があった。無事に復旧されるのを待ちたい。
〔2004年11月30日追記〕その後、検索エンジン経由で Richard MacManus さんのウェブログ Read/Write Web に「Interview with Lucas Gonze of Webjay」(04年10月26日付)という記事が掲載されているのを見つけた。Gonze さんのプログラマとしてのキャリアと絡めて、Webjay に込められた思想(「Webjay decentralizes taste.」)を語った(電子メール経由での)興味深いインタヴュウ。