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Webjay と Halloween, Alaska

しばらくぶりにRadio Paradise(リンク先は同局公式サイト、よろしければ同局について書いた拙稿もご笑読ください)を聴いていたら、ずいぶん新しい曲が増えていた。従来と変わらぬいぶし銀の選曲と並べ方の良さを感じさせる番組のなかで、Halloween, Alaska(リンク先は公式サイト)というバンドの曲が印象に残った。改めてこのバンド名でウェブを検索してみると、標記の Webjay というサイトにプレイリストが掲載されている。このページをブラウザで開いて、頁左上のプルダウン・リストから音源プレイヤーを選択したうえで、その左脇にある大きめの「play page」ボタンを押すと、選んだプレイヤーが起動、リストアップされている音源を聴くことができる。音源自体はバンド公式サイトに置かれた mp3 ファイルをポイントしている。実に便利。

ウェブ上の音源で DJ

この Webjay というサイト、一般的にどれくらい知名度があるのか自分にはさっぱりですが、私は今回初めて訪れました。公開されているプレイリストをいくつか聴いてみて、ヴァラエティに富んでいて質も高いのに非常に惹かれた。そこでご紹介する次第。

Wired News の Katie Dean さん執筆、2004年4月9日付「Music Gurus Scout Out Free Tunes」という記事(日本語訳は Wired News Japan では見つからず)によれば、Webjay はソフトウェア開発者 Lucas Gonze さん(リンク先は同氏のサイト所掲プロフィール)により今年2月に運営を開始。いったい如何なるサイトなのかというと、(いささか長くなるが)同サイト「About」には:

Webjay はウェブ上でのプレイリスト聴取と公開を手助けするツールです。

WinAmp, iTunes, RealOne, Windows Media Player といった mp3 プレイヤーでは、演奏する曲のリストを指定することができます。ほとんどの場合、これらの曲は各自のコンピュータ上にあるのですが、ウェブ上にあるものも指定可能です。Webjay は、まさにこのウェブ上にある音楽のプレイリストのために使うことができます。

ウェブ上にある音源ファイルをリンクしたプレイリストは持ち運び可能です。mp3 プレイヤーとインターネットへの接続さえあれば、誰でもプレイリストを作りまた交換することができます。その際、実際に音源ファイルの現物を移動させる必要はありません。つまり、ファイルサイズの小さなプレイリスト(これ自体は或る特殊な書式に従って書かれたテキスト・ファイルです)を、友人にメールしたり、ウェブサイトで公開したり、仕事場へ持っていくことができるのです。

とある。もちろんプレイリストがポイントするウェブ上のリソースは音源ファイルに限らず、動画などでも構わないわけで、実際に動画ファイルのみを集めたプレイリストも公開されている。

前掲の Wired News の記事には、Webjay で自作プレイリストを公開している人の「ウェブ上にこんなに非合法に“フリー”ではない、文字通りフリーの音源があるのに驚いた」という発言も紹介されている。私も上述のとおり同感です。たとえば salishsea さんという方が作られたプレイリストには、ひとつはインド音楽(「Music of India: Classical and Sacred Music of India」)、もうひとつにはフィンランドのアンビエント音楽(「Ambient Music of Finland: -- dark winters --」)の音源を集めた、各々数時間(!)にわたる総演奏時間分の音楽が含まれている。どちらのリストもまだ全部を聴くことはできていないが、一部を聴いてみたかぎりでは音源の音質も演奏も高水準だった。

こうしたプレイリストは Creative Commons のライセンス第1版(著作(権)者表示・非営利・同一条件許諾)の下で公開され、また音源の権利関係については、プレイリスト製作者に非合法の音源を使わないよう自重を要請している(同サイト「About」の「Is it legal?」参照)。

RSS によるプレイリスト情報配信やブックマークレット(?)など、ウェブログなど他のウェブ上リソース/サービスへの配慮もある(ようだ……斜め読みしただけで、まだほとんど理解できていません)。API の第0.0版がつい先日(2004年6月2日付)公開されたばかり。まだまだ発展途上という感じですが、これからどんなプレイリスト(そして音楽)と出遭うことができるか、楽しみです。既存の音楽産業(上掲「Is it legal?」には、痛烈な皮肉をきかせた文面もみえる)から絡まれることなく、順調に育っていってくれるといいが、それも私のようなこのサイトの利用者と、想を凝らしてプレイリストを作ってくれる方々次第ということだろう。

〔2004年11月30日追記〕その後、検索エンジン経由で Richard MacManus さんのウェブログ Read/Write Web「Interview with Lucas Gonze of Webjay」(04年10月26日付)という記事が掲載されているのを見つけた。Gonzo さんのプログラマとしてのキャリアと絡めて、Webjay に込められた思想(「Webjay decentralizes taste.」)を語った(電子メール経由での)興味深いインタヴュウ。

Halloween, Alaska は実はミネソタ州のバンド

この Webjay を自分が知るきっかけになった Halloween, Alaska は、サイトでアルバムCDを直販している。バンド名検索で上位に出てきた「SPLENDID」(オンライン音楽批評マガジンとのこと)の2004年4月9日付レヴュウや、同じく「EMISSION: Music Reviews for the Rest of Us」(独立系ミュージシャンを中心に扱う音楽批評サイトらしい)の2004年5月28日付レヴュウによれば、このバンドのメンバーはそれぞれ米国インディーズ音楽シーンで名前の通った人たちのようだ。私はこれらのレヴュウで挙げられている前身諸バンドについてはまったく知らない。

自分に思い当たるかぎりでは、醸し出す“空気感”や生楽器の音の落ち着いて印象的な使い方などから、英国の Comsat Angels(リンク先は同バンドのファン・サイト「Sleep No More」)のアルバム『Chasing Shadows』(1986)(Comsat Angels は実はこれ1枚しか聴いたことがないが、愛聴していた)を思い出した。この Halloween, Alaska のアルバムを買ってみようかと、いま真剣に悩んでいます。

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Webjay
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